2010年 02月 24日
地蔵の彫り方1(私流) |
今日は久々にびっしり働きました。
やる気になれば出来るじゃない、私。(久々ってどうなの?とは思いますが・・ついでに今時期になぜ?という人も一人混じっていますが・・)
しかし、今日は一日中彫っていたために、明日のCADの授業の準備がサッパリ。
生徒さんが極めて優秀なので、 なんとかなる部分と、優秀なるがゆえに先生が辛い部分と両方発生中の授業、明日は何とかなるとよいのですが・・・・。
加えて、明日午前中には、いよいよ毎年恒例の手書きPOP2,000枚の仕事が入って来ます。バイトばっかりやっていて「いったい私は何屋さん?」という感じになっていますので、とりあえず2月3月納品で片付けられる仕事は急遽片付けてしまおう!!!と思い立ったのが上の仕事。でも、お地蔵様はあと3体は彫っておかなければいけないため、もう一日どこか予定を空けなければなりません。5月人形の注文もあるし・・・・
う~ん、だんだん厳しくなってきました。
そんな中、前から「たまには作業工程を写真に撮ってみようかな?」と思っていた事を実践して見ました。なぜか人って、忙しい時に限ってこういう事をしたくなるんですねぇ。
他の作家の方のブログを見ると素晴らしい解説などが載っていて感動するので「多少は私もやっておかないと」と思ったのですが、思惑通りに行くかどうか。
以下に掲載しますので、興味のある方はどうぞご覧下さい。
1.大体4.5cm角で高さ6cm程度に切ったシナ材に大まかに地蔵のシルエットを描いて帯鋸でカットする。
2.肩と手を大まかに彫る。
3.次に耳を大まかに彫り頭の面も取る
ここまでは手前に置いてある「ハコノミ」1本でバッサバッサと行きます。
4.「極浅丸刀」に持ち替え、刃の丸みを利用して地蔵の頭を丸く掘り出して行きます。
5.切りっぱなしだった胴体部分を「皮スキ」で整えます。
6.小さめの「耳上がり」で手の付け根を整え、腕の厚みを表現するノミ跡を入れます。
入れ終わったら「三角刀」で袂の線を彫り、内側を一段彫り下げておきます
後ろ側の袂はこのような感じで。
7.最終的な顔の傾きを意識して、耳の高さを決める、
頭はきれいな丸になるように気をつけながら・・
8.頭の形を整え、耳の下の彫り残し部分もきれいに整える。
という訳で、夜も更けてまいりましたので、続きは来週にでも。
後半は「顔を彫る」です。
やる気になれば出来るじゃない、私。(久々ってどうなの?とは思いますが・・ついでに今時期になぜ?という人も一人混じっていますが・・)
しかし、今日は一日中彫っていたために、明日のCADの授業の準備がサッパリ。
生徒さんが極めて優秀なので、 なんとかなる部分と、優秀なるがゆえに先生が辛い部分と両方発生中の授業、明日は何とかなるとよいのですが・・・・。
加えて、明日午前中には、いよいよ毎年恒例の手書きPOP2,000枚の仕事が入って来ます。バイトばっかりやっていて「いったい私は何屋さん?」という感じになっていますので、とりあえず2月3月納品で片付けられる仕事は急遽片付けてしまおう!!!と思い立ったのが上の仕事。でも、お地蔵様はあと3体は彫っておかなければいけないため、もう一日どこか予定を空けなければなりません。5月人形の注文もあるし・・・・
う~ん、だんだん厳しくなってきました。
そんな中、前から「たまには作業工程を写真に撮ってみようかな?」と思っていた事を実践して見ました。なぜか人って、忙しい時に限ってこういう事をしたくなるんですねぇ。
他の作家の方のブログを見ると素晴らしい解説などが載っていて感動するので「多少は私もやっておかないと」と思ったのですが、思惑通りに行くかどうか。
以下に掲載しますので、興味のある方はどうぞご覧下さい。
1.大体4.5cm角で高さ6cm程度に切ったシナ材に大まかに地蔵のシルエットを描いて帯鋸でカットする。
2.肩と手を大まかに彫る。
3.次に耳を大まかに彫り頭の面も取る
ここまでは手前に置いてある「ハコノミ」1本でバッサバッサと行きます。
4.「極浅丸刀」に持ち替え、刃の丸みを利用して地蔵の頭を丸く掘り出して行きます。
5.切りっぱなしだった胴体部分を「皮スキ」で整えます。
6.小さめの「耳上がり」で手の付け根を整え、腕の厚みを表現するノミ跡を入れます。
入れ終わったら「三角刀」で袂の線を彫り、内側を一段彫り下げておきます
後ろ側の袂はこのような感じで。
7.最終的な顔の傾きを意識して、耳の高さを決める、
頭はきれいな丸になるように気をつけながら・・
8.頭の形を整え、耳の下の彫り残し部分もきれいに整える。
という訳で、夜も更けてまいりましたので、続きは来週にでも。
後半は「顔を彫る」です。
by studiopaw
| 2010-02-24 23:24
| お地蔵様