2010年 02月 28日
地蔵の彫り方2(顔を彫る) |
やはり「生徒さんが優秀だと先生は楽」という事が実証されました。
という訳で、木曜日のCADの授業は無事乗り越えました。
週末のアルバイトも無事終了、今日はバイト終了後に事務所に戻って
若干の雑用と作業と新たなバイト、POP書きの下準備を済ませました。
オリンピックの情報でもやっているかなぁ~と思いテレビをつけてみると
津波の情報ばかりですね、やっぱり自然はダイナミック・・・現地はさぞかし大変でしょう
人間はこの自然に翻弄される存在だという事を忘れてはいけないなぁと思います。
さて、先ほど地蔵の着色も完了しましたので、
前回に引き続き、「地蔵の彫り方」です、興味のある方はご覧下さい。
1.顔の真ん中に鼻とほっぺたの線を入れます。
ただ線を入れるのではなく、ハコ刀を使って目の側がしっかり下がるように彫ると、ほっぺたがふっくらします。(今回は材料の木取りの際に鋸を入れすぎたため顔が少し下向きになってしまいました。これ以上ほっぺたやあごが引っ込まないよう、顔の下半分は最後まで彫り残します、本来は下半分も丸く彫っておきます。)
2.6ミリの丸刀を使って鼻を「突きノミ」で彫ります。
※突きノミ:刃を木に対して直角に立てる事、あるいは彫りあがった立ち上がりの面を上から下まで垂直に切り下ろす事を言っています(流派?に寄って呼び名は違うようなので正式な名称と言う訳ではないと思います)
3.12ミリの丸刀を使って目のくぼみを彫ります。
(この時おでこの方まで少し大きめに彫り下げておきます)
4.こめかみの部分を極浅丸刀で彫って形を絞ります。
この時に耳も一緒に彫り下げて、耳と顔の段差がなくなるようにします。
5.6ミリの丸刀を使って耳たぶの部分に突きノミをし、そのノミ跡に向かってノミ跡が山形になるように彫り込みます。
6.内側のノミ跡に合わせて、外側を突きノミで整えると耳の完成です。
7.3ミリの丸刀でおでこに突きノミをします。
8.周りを彫り下げると、おでこも目の窪みも程よい感じに・・・
9.耳上がりを使って、ホウレイ線を彫ります。
ほっぺたの丸みも整えます。
10.印刀と極小の丸刀を使って口を彫ると顔の出来上がりです。
口角がしっかり上がるように、にっこりしたイメージで口を彫り、目は私の場合焼きペンを使用して焼きいれています・・・・が、あら?写真がない・・・です。
という訳で、続きはまた次回にでも。
11.最後に顔はひとまず置いておいて、耳上がりを使用して衣に襞を彫ります。
後はこのような感じで。
という訳で、木曜日のCADの授業は無事乗り越えました。
週末のアルバイトも無事終了、今日はバイト終了後に事務所に戻って
若干の雑用と作業と新たなバイト、POP書きの下準備を済ませました。
オリンピックの情報でもやっているかなぁ~と思いテレビをつけてみると
津波の情報ばかりですね、やっぱり自然はダイナミック・・・現地はさぞかし大変でしょう
人間はこの自然に翻弄される存在だという事を忘れてはいけないなぁと思います。
さて、先ほど地蔵の着色も完了しましたので、
前回に引き続き、「地蔵の彫り方」です、興味のある方はご覧下さい。
1.顔の真ん中に鼻とほっぺたの線を入れます。
ただ線を入れるのではなく、ハコ刀を使って目の側がしっかり下がるように彫ると、ほっぺたがふっくらします。(今回は材料の木取りの際に鋸を入れすぎたため顔が少し下向きになってしまいました。これ以上ほっぺたやあごが引っ込まないよう、顔の下半分は最後まで彫り残します、本来は下半分も丸く彫っておきます。)
2.6ミリの丸刀を使って鼻を「突きノミ」で彫ります。
※突きノミ:刃を木に対して直角に立てる事、あるいは彫りあがった立ち上がりの面を上から下まで垂直に切り下ろす事を言っています(流派?に寄って呼び名は違うようなので正式な名称と言う訳ではないと思います)
3.12ミリの丸刀を使って目のくぼみを彫ります。
(この時おでこの方まで少し大きめに彫り下げておきます)
4.こめかみの部分を極浅丸刀で彫って形を絞ります。
この時に耳も一緒に彫り下げて、耳と顔の段差がなくなるようにします。
5.6ミリの丸刀を使って耳たぶの部分に突きノミをし、そのノミ跡に向かってノミ跡が山形になるように彫り込みます。
6.内側のノミ跡に合わせて、外側を突きノミで整えると耳の完成です。
7.3ミリの丸刀でおでこに突きノミをします。
8.周りを彫り下げると、おでこも目の窪みも程よい感じに・・・
9.耳上がりを使って、ホウレイ線を彫ります。
ほっぺたの丸みも整えます。
10.印刀と極小の丸刀を使って口を彫ると顔の出来上がりです。
口角がしっかり上がるように、にっこりしたイメージで口を彫り、目は私の場合焼きペンを使用して焼きいれています・・・・が、あら?写真がない・・・です。
という訳で、続きはまた次回にでも。
11.最後に顔はひとまず置いておいて、耳上がりを使用して衣に襞を彫ります。
後はこのような感じで。
by studiopaw
| 2010-02-28 20:12
| お地蔵様